週一回照明デザイナーの視点で切り取った折々の風景や気になる言葉を少しずつ綴っていきます。ALG本サイトwww.alg.jp
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ストーリーが生まれる光

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2月14日、世界各国で男女の愛の誓いの日とされるバレンタインデーの日。
西洋では男女双方が想いを寄せる人にカードを送り、花などの贈り物をする。

一年に何度か訪れるこのような大切な日に、光が大事な役目を果たすのを知っていると、自分を効果的に魅力的に演出しながら豊かなコミュニケーションを生むことができる。

レストランなどで食事をするのであれば、店舗の照明がどんな光環境を作っているかに注意すると良いだろう。 明るいお店を選ぶのであれば、温かくて落ち着いた雰囲気の照明のお店を選ぶと良いだろう。 色温度の低い照明でお店全体をやわらかく包んだ空間は、温かい雰囲気で満ちていて会話も弾むことだろう。 また、少し暗めの照明のお店を選ぶと、非日常的な感覚になり、特別な雰囲気が生まれる。 顔に陰影が生じて魅力的に見えたり、お互いに視線を合わせて話す姿勢が前かがみになったり小声で話したりして親密感が増す効果が期待できる。

照度が抑えられた暗めの環境でテーブルにスポットライトが当たっていると、気持ちが集中でき、コミュニケーションが図りやすい。 テーブルの上にロウソクや置き型照明あると、食器やグラスが美しく輝き映えて食事の雰囲気も高まる。 また、テーブルクロスが敷いてあればクロスからの反射光が顔をやわらかく照らし、目に適度な輝きを与えて生き生きとした表情が生まれる。

高級なレストランやホテルで照明にシャンデリアなどを使い、ゴージャスな光で美しく容姿を輝かせるような照明となっている所がある。 そのような場所で人と会う場合はコットンよりも、絹やラメなど光沢のある素材の洋服を着ていく方がより自分を美しく見せてくれる。

 

光の効果を利用して、自分自身を美しく魅力的に演出して温かい心の交流が生まれれば・・・真剣な思いが相手に伝わり、幸せな時間となることだろう。
照明による光は、人の姿を輝かせ、愛の心まで照らしてくれる素敵な要素だ。