週一回照明デザイナーの視点で切り取った折々の風景や気になる言葉を少しずつ綴っていきます。ALG本サイトwww.alg.jp
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クリスマス NY5番街ユニセフのスノーフレーク

unicef-snowflake

クリスマスが近づきました。

ニューヨークの街が最も華やかになる季節です。

ニューヨークに毎年飾られる飾りの一つに美しい雪の結晶をかたどった光のオーナメントがあります。

これは「UNISEF Snowflake(ユニセフの雪の結晶)」と呼ばれているもので五番街の57丁目の交差点に飾られています。

このスノーフレークは「世界の子供たちへ平和を」とユニセフの子供達を救うための募金活動の一環として1984年から飾られており、2004年からはそれまで20年間吊るされていたスノーフレークに代わってドイツのライティングデザイナー、インゴ・マウラーがデザインしたものが飾られています。

フランスのバカラのクリスタルガラス製造会社により製作され、直径約7m、高さ約8.5m、重さ約1.5tという巨大なもので野外シャンデリアとしては世界最大です。

バカラ独自の技法で製作されてあり、クリスタル1600個と500個のストロボからなる7000w以上の明るさを有しています。ティファニー、ルイ・ヴィトン、ブルガリ、バーグドロフ・グッドマンのビルから十字に複数のワイヤーをかけて吊るされていてニューヨークのクリスマスの名物となっています。

遠くからでもその輝く白い姿が見え、夜にはワイヤーが見えずにまるで宙に浮いている光の結晶のようです。

今なお世界では貧困や飢えなどに苦しむ子供達が世界に多数存在して苦しんでいます。

ユニセフのスノーフレークは、世界の子供達の救いや幸せを願う心を表す希望の象徴として、今年もニューヨークのクリスマスで子供達の幸せを祈る光のメッセージを放っています。

 

photo by HYPEBEAST