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光と美術1―レンブラント

17世紀のオランダを代表する画家レンブラントは 「光の画家」「光の魔術師」などの異名を持つように、明暗を印象的に使い分けた構成の作品を数多く生み出しました。

代表作「夜警」は夜の風景を描いたと思われがちですが、20世紀になって経年劣化で変色し黒ずんだニスが洗浄されると、昼間の風景であることが判明しました。

今まさに出動しようとする市民隊の群像に日光のスポットライトを当て、主 要人物3人を生き生きと浮かび上がらせると同時に、見る者にその関係性を自然に理解させ、ドラマチックな印象を与えることに成功しています。

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