週一回照明デザイナーの視点で切り取った折々の風景や気になる言葉を少しずつ綴っていきます。ALG本サイトwww.alg.jp
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光と雨が紡ぐ物語

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梅雨の季節。どんよりとした空模様に気持ちまで沈んでいってしまいそう。そう思っている方も多いのではないでしょうか。
6月は、光と雨がつくりだす幻想的な世界への扉が開く特別な季節です。

 

降り続く雨。
いつもは眩しさにくらむネオンの光も、雨に滲み溶けてなんだか非現実的な様子。

雨脚の弱まる頃。
雨にコーティングされた道は艶と輝きを纏い、鏡のように街を逆さに映し出している。

雨上がり。
雨の滴で着飾った草花はきらきらとフレッシュに輝き出す。

久々の晴れ間。
澄み渡る空には大きな虹が架かる―。

 

―光と雨が紡ぐ6月という物語はまだ始まったばかり。
夏という次の物語の始まりまで、この幻想的な世界を旅してまわってみてください。